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退職を考えたら…

退職から1年半。(その1)働かなくても「お金」を手に入れる方法。

早いもので、気がつけば師走。カレンダーも最後の1枚となりました。

2022年4月から「専業主夫」を始めて1年8カ月。やっと自分の生活サイクルができた感じです。教師を辞めるとき、正直不安だったことが3つありました。

①お金。(当面、困ることはないけれど、どうやって収入源を作ろうか)

②居場所。(学校とは関係のない人たちとのつながりをどうやって作ろうか)

③生きがい。(一度きりの人生、何を目的にどうやって生きていこうか)

そんな不安も少しずつ解消されている感じです。

まずは「お金」の話から。

①支出をできるだけ抑える

現役時代は「どうせ給料が入ってくるから」と思って、私は欲しいと思った本や文房具、靴や服をカードで購入していました。

飲みに出かけては一晩で1万円使うことは当たり前でした。

また、深夜のネットショッピングでポチポチもしていました。

コロナ禍を経て、世の中自体の風潮が変化しました。

景気の伸び悩みで、物価も上昇してきました。

そんなさなかに退職した私。

退職金を2千万円以上もらったのですが、だからこそ、お金に関する不安はぬぐえません。

支出<収入(資産)

これがまず最初にできる「お金」の対策です。

例えば

○コンビニで買い物をしない。(基本、一般店舗よりも高価格です)

○昼食は自宅で食べる。(外食すると、普通に1000円札が消えます)

○自分で肴を作り、家で飲む。(一晩で3000円使えば豪遊です)

○衣類は同じものを複数枚購入し、着まわす。(スティーブ・ジョブズのようにいつも同じ格好でいると悩まなくて済みます)

○毎日「1000円以内」で夕食を作ることを目指す。(半額、30%引きのシールを選んで買い物をすると、夕食の献立がイメージできます)

②1,000円を手に入れる「仕事」をしてみる

給料が振り込まれていた現職時代は「1000円札」は財布からいつでも出せるお金でした。

しかし、1000円札を財布から出しても「補充」はされません。

だとすれば、自分で「1000円稼ぐ」ことが必要です。

時間単価は考えず、とにかく「1000円稼ぐ」ことに意味があります。

結構これが簡単ではないのですね。

私は「ランサーズ」に登録して、仕事を探し、タスクをこなしました。

https://www.lancers.jp/

また、「覆面調査員」の仕事はやった分だけ確実にお金を稼ぐことができます。(納品までには、結構こまかい指示がありますが)

この段階では「就職」はせず、自宅でパソコンを使ってお金をもらう方法を探すことをおススメします。

時間だけは余るほどあるので、「タイパ(タイムパフォーマンス)」を考えないと、意外と稼ぐ方法があることに気づけます。

③収支をスマホで「見える化」してみる

「ケチになる」というわけではありませんが、自分で稼いだ分以上を使うことに抵抗が生まれてくるはずです。

その助けとなるのが「家計簿アプリ」です。

https://my-best.com/2204

色々とありますが、私は「シンプル家計簿 MoneyNote」というアプリを使っています。

「シンプル家計簿 MoneyNote」は、アイコンが大きくて見やすいシンプルな家計簿アプリです。多機能とはいえませんが必要な機能は取りそろえており、無料で使えるものが多いのが特徴。シンプルかつ無料でしっかり使えるアプリを探している人におすすめです
家計簿の入力方法は手動入力のみで、レシートの読み取りや銀行との連携はありません。アプリのスタート画面が入力画面になっているため、スムーズに入力に進めるのが特徴。電卓入力にも対応しており、税率の計算がワンタップでできるボタンもあります。

また、カテゴリも自由にカスタマイズが可能。予算の設定機能はありませんが、1か月の収支分析を円グラフで表示できます。カテゴリごとの月の平均出費額や出費に対する割合を自動で計算してくれるので無駄遣いを見つけやすいでしょう。

「マネーフォワードMe」がおススメのようですが、私は自分でいちいち入力してみたかったので、このアプリを選びました。

私が毎月支払っているのは「ガソリン代」と「酒代」と「食費」がほぼほぼ3分の1ずつだと目に見えてわかりました。

「見える化」すると、今の生活を維持する(またはダウンサイズする)方向性がなんとなくわかります。

「現状を把握する」ことが、不安を払拭する第一歩となるのです。

④「小金」を稼ぐ方法を探してみる

「1000円稼ぐ」ことができたなら、収入を増やす方法は2つです。

①「1000円稼ぐ」仕事をたくさんやる(時間単価は変えず、働く時間を増やす)

②稼ぐ時間を極力増やさず、「1000円以上稼げる」仕事をやる(働く時間を変えず、割の良い仕事を増やす)

ここでも大事なことは、「就職しない」ことです。

自分の時間は24時間しかないのです。極力「収入を得る」ために費やす時間はかけたくありません。

給料をもらう生活、職場に定時に向かう生活をすると、給料の発生しない「通勤時間」ができるからです。

「自宅で(もしくは最小限の動きで)収入を得ることができるか」を学ぶことが大事になります。

まずは、YouTubeで「お金の勉強」をしてみることです。

私は退職前にFP(ファイナンシャルプランナー)3級の資格を取りました。

その勉強が、現在の生活のベースになっているのは間違いありません。

○「国民年金保険料」は月額いくらか?

○「収入」と「所得」の違いを説明できるか?

○「年末調整(保険料控除とかふるさと納税控除とか)」の意味が説明できるか?

○自分がもらえる「年金受給額」を代替把握しているか?

これらのことが、ぱっと答えられる「マネーリテラシー」は身につけておいて損はありません。

というよりも、知らないのは丸腰でジャングルを進もうとしている状態と同じです。

私が欠かさず見てきたのは、次の5つのチャンネルです。

両学長 リベラルアーツ大学 

https://www.youtube.com/@ryogakucho

BANK ACADEMY 

https://www.youtube.com/@bankacademy

倹者の流儀

https://www.youtube.com/@user-xj7uz3oh5s

井上ヨウスケ / 井上FP事務所

https://www.youtube.com/@fpinoue

オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する

https://www.youtube.com/@otakuCPA

⑤毎月「10,000円」を稼いでみる

「1000円の仕事×10」でもよいし、「2000円の仕事+500円の仕事×16」でも「10000円の仕事ひとつ」でも構いません。

あくまで、毎月「10,000円」が目安なので、増えていくのは一向にかまいません。

多分やっているうちにコツをつかんで「40,000円(週10,000円)」くらいは稼げるようになると思います。

稼いでみることのメリットは、「お金を手に入れる」ことだけで、「稼いだお金を減らしたくない」と思い始めることです。

私自身がそうでした。

次は「お金を増やしたい」と思い始めるのは、当然のことなのですが、その話はまた後日。

  • この記事を書いた人

まるす

「人生は一度きり。やりたいことをやってみる」と決心し、公立中学校教員を55歳で早期退職。FP資格を取得。おもしろいことを探している専業主夫。

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